ダイエット中の空腹の有効策

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ダイエット中の空腹の有効策

「誰もが思い付く失敗ダイエット例」では、『絶食によるダイエットは完全な間違い』というお話でした。このページはその続きにあたります。
空腹をしのぐ基本的な知恵としてダイエット以外でもためになるはずです。


何も調べずに断食系ダイエットを始めた私でしたが、当然のように空腹感との戦いとなりました。
ヒマがあれば「ハラ減った〜」とつぶやき、考えることは食べ物のことで一杯です。
仕事中もめまいや立ちくらみが発生。
身体が丈夫な私でもさすがに「このままだと危ないんじゃないのかな〜」と感じました。



空腹を癒すために私が考えたのは「胃を満たすこと」。
お腹が空けば水やお茶、コーヒーをぐびぐび飲みまくりです。
経験者の誰もがやられたことがあるかと思います。

ところが全然「物足りない」わけです。「液体だからすぐに通過してしまうんだろう・・・」
そんな風に解釈をして、水分を固形にして胃に留めたらどうだろうと考えたのでした。



そこで買ってきたのが「粉寒天」です。
『水やコーヒー、お茶などをいったん寒天のゼリーにしてお腹が空いたら腹いっぱい食べればいいはずだーーー』

・・・一人暮らしのアパートの部屋は理科の実験室状態です。
それまで牛丼屋さんやレトルトカレーで済ませてきた私は寒天など作ったことがなく、100円ショップで大量購入してきたタッパーにドボドボ流し込む姿は・・・・いや、けっこー楽しんでやってましたが。(笑)



「でーきたっ☆」なんて言ってテンションをあげつつ、さっそく1リットル分をぺろりと食べました。
自画自賛ですが、根性人なので、味がどうこうなどはどうでもよく、空腹感が無くなればそれでOKの人なのでした。
「めまいは根性で乗り切るとして(←これ、危険な発想です)、これで食欲が満たされるならどんどん痩せていくぞ〜」
と、成功への手ごたえを感じ・・・・ようとしたのですが・・・・


ちょこっと脱線
『寒天ダイエット』という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
調べてみたところ、お茶などの高温の液体に粉寒天を小さじ2杯ほど入れてかき混ぜ、トロミがある状態のまま飲むことによって、多く寒天に含まれる繊維質をたくさん摂ることができる・・・のような話が見られました。でっちあげな情報番組で紹介されたとか。
(私は冷めて固まった寒天ゼリーで飢えをしのごうと考えただけだったのですが)

でもこれ、ヘタすると病院行きになるほど危険な情報だったのです。
体内で温度が冷めた寒天液は腸などの内臓の壁にへばりつき、身体に必要な水分をベトベト状態の寒天が奪い続けるので、脱水症状となるそうです。

本当に死にます。危険ですので、痩せる努力を覚悟している方であれば、その前に「痩せる方法」だけを追求しないで理論的な「痩せるメカニズム」も徹底的に調べて勉強した方が良いと思います。



胃の中は寒天で満腹のはずなのに、なんだか物足りない。
いっぱい食べたはずなのに、全然食べた気がしない。
お腹は張っているけれど、何かを食べたい!
・・・寒天をいくら食べても全然、何かを食べたい感が続くのです。

「うーん、おかしいなあ。。」 ・・・膨満感と空腹感が同居しているかつてない不思議な現象。
張ってしまっていい加減苦しいお腹をさすりながら、またいろいろと調べてみました。
(↓驚きの事実に辿り着きます)



 『胃が満たされる=満腹ではない』だったのです。
わかりやすく言うと、『満腹(胃がパンパン)でも、満腹感はない』状態。
別の言い方をすると、『胃に物が入ること=満腹になって食欲が満たされる・・・ではなかった』ことがわかりました。

説明します。
「空腹感=食欲」なのですが、『食「欲」を満たす』のは脳から信号が出て、それが人を「満腹」という気分状態に切り替えます。
「脳からの信号」が出るにはキッカケが必要で、そのキッカケは食べ物の中の成分(たしか糖分系?)が必要だったのです。
つまり、キッカケになるものがなければ、脳から信号が発せられることもなく、物理的に胃の中に物が入っていたとしても、脳みそ的には何も起きていない(変わっていない)のと同じ状態にあるため、お腹がパンパン(満腹)でも、食欲が満たされることはないのです。




空腹時に水やお茶を飲んでも、胃が膨れるだけで満足することがないというのは、そういうことだったんですね。
寒天ゼリーにして固形で食べたって同じことだったんです。糖分の含まれていないこの時の自作寒天では、脳は何の刺激も受けていないのかったのですから、欲求的には何も食べていないのと同じこと。当然、満腹中枢は働きません。「お腹いっぱい食べて苦しいのに全然物足りない」という感覚は、身体と脳の働きが別々ということを証明しているのです。

調べてみて初めて知ったこの事実。私にとって身をもって実感した人体の不思議と感心でした。



そんな人体実験を経て、私はその現象を逆手に取ることにしました。
「腹が減って仕方がない時は、『食欲を満たす信号を出すキッカケ成分』だけを少しクチに入れてやれば、空腹感は収まるんじゃないだろうか?」

医者や栄養士ではないので、正確で詳しいことはわかりませんが、お腹を落ち着かせる時は積極的に「少量の糖分」を含むことにしました。



具体的に言えば、「アメ」とか「コップ半分の果物ジュース」とかですね。アメなどは、量的に唾液と同じレベルなのにもかかわらず、空腹感を癒すのに絶大な効果をもたらしました。「お腹が落ち付く」というやつです。本当に人間の身体ってすごく複雑なメカニズムでできているんですね。

そういったことがわかった後、多めに買った粉寒天や、100円ショップタッパーの出番が無くなったのは言うまでもありません。



以上のお話は、実はまだ「成功したダイエット」の方法とは別の内容です。つまりまだ「痩せるダイエット方法」な話題ではありません。
もったいぶるわけではなくですね、「方法」が大事なのではなく、「こうやって調べて考えて実践(実験?)してこんな風にダイエットをやったら苦しまずに結構ラクに痩せた」という話につながるように話を展開しているワケです。どうかご理解ください。


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